みなさん「競艇投資」で稼いでますか?笑副艇管理人です。
今回は、SG優勝2回の大ベテラン選手の熊谷直樹(くまがい なおき)選手の引退と、吉田光(よしだ みつる)選手の現役26年での1000勝達成のニュースなどをお伝えしたいと思います。
目次
SG優勝2回の古豪 熊谷直樹(くまがい なおき)選手 引退表明
始めにご紹介したいのはこちらのニュースです。
北海道出身で東京支部所属、過去SG優勝も2回成し遂げている現役37年目の大ベテラン熊谷直樹(くまがい なおき)選手が引退する事を発表しました。
12月13日に選手登録の消除手続きを行うにあたり12日に引退発表記者会見がボートレース平和島(平和島競艇場)の特設会場で行われました。会見が行われた平和島は1997年7月に「第2回オーシャンカップ」が開催され熊谷選手が悲願のSG初制覇を飾った思い出の地だそうです。
黒のジャケットにジーンズというカジュアルなスタイルで登場した熊谷選手。開口一番に
「辞めるのはやめました」
とボケの挨拶で会見が始まりました。引退の理由を聞かれると
「賞金王、いまのグランプリに初めて出た時に、これは毎年出ないといけないレースだと思った。結局、4回出たのかな。それからだいぶ経った。」
「目標のグランプリから遠ざかっていたが、出場に1%でも可能性があれば頑張りたいと思っていた。それがF2になった瞬間、再来年までA1に戻ることは無理だと計算できた。グランプリ出場は1%もないと言われ、細い糸が切れた感じだった」
と20年もの間グランプリ出場から遠ざかっていたものの、再度出場する事を目標に頑張ってきた気持ちの最後の細い糸が切れてしまった事が理由だと語りました。
引退のきっかけともなったスタートについて聞かれると
「僕は下手だった。デビューから2節の成績があまりに強烈で、選手を辞めようと思った。でも、そこからやれることはやろうと。デビューしてから、ほぼほぼ練習した。」
「自分で展開を作らないと勝てないと思った。スタートを行かないと展開は作れない。このパターンしか勝てないと思い、スタートに重点を置いた。」
2002年6月30日にボートレース宮島(宮島競艇場)で開催された第12回グランドチャンピオン決定戦競走の優勝戦でダントツの1番人気西島義則選手と今回引退を表明した熊谷選手がフライングとなり、1レースにおける 最高返還記録が更新されました。その額は売り上げの92.8%にのぼり、その額はなんと
24億3513万3800円!!!
思い出のレースはやはり、自身初のSG優勝を果した会見場の平和島で開催された「第2回オーシャンカップ」だそうで
「チルト3でやり尽くして優勝した。一番うれしかったレースでもある。悔しいレースは1着のとき以外ほぼ全部」
と語っていました。1着以外は全部悔しいというのは勝負の世界に生きる男ならではですね。
引退後について聞かれると
「突然の引退で全然決めていなかったが、来年は退職金を使って宇宙に行きたい」
と冗談を交えながら
「全く決まってなく、家族もびっくりしてた。北海道で農業をやります」
と宣言。
「たまたま農業をしている親戚の方がもう辞められるので。ゼロからノウハウを教わってやってみようかなと。家庭菜園? それなら言わね~わ。例えば、スイカとか。北海道で取れる農作物はやろうかなと。トラクターなども使うので慣れていかなければ。不安と期待感でいっぱい。」
と第二の人生について前向きに語ったそうです。
熊谷直樹(くまがい なおき)選手
37年に渡る現役生活
本当にお疲れ様でした。
笑副艇は熊谷選手の第二の人生を心から応援しています。
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熊谷直樹(くまがい なおき)選手 簡単選手紹介
ここでは引退を表明した熊谷選手の簡単な選手紹介と、前記でご紹介していない一問一答を簡潔にお伝えしたいと思います。
選手名 | 熊谷直樹(くまがい なおき) | ||
---|---|---|---|
1985年5月9日・多摩川競艇場・一般戦でデビュー 2009年7月23日・常滑競艇場で通算1500勝達成 |
|||
登録番号 | 3200 | 支部 | 東京 |
生年月日 | 1965年3月29日 | 出身地 | 北海道 |
身長 | 159cm | 登録期 | 56期 |
体重 | 54kg | 級別 | A2級 |
血液型 | A型 | ||
主なタイトル歴 |
SG優勝2回(1997年/第2回オーシャンカップ・2000年/第27回笹川賞) 他G1優勝8回、通算優勝81回 |
引退会見一問一答
影響を受けた方は?
「間違いなく長岡(茂一)ですよ。長岡がいなければ、ここまでになってない。彼に対する劣等感が、ここまである程度の成績を残せたのかな。」
レースでのこだわりは?
「プロ意識ですかね。かっこよく言うと。実力次第でお金を稼げるプロスポーツの1つ。プロ野球選手ならどうする? というのをずっと考えて、フライング休みは休みではなく、練習をしないと。身体も鍛えたり、自分なりには考えた。」
ファンへアピールしてきたことは?
「一生懸命走る。」
約37年の選手生活の自己評価は?
「レースに対する姿勢は100点。体力、自分の健康面を見られなかった点はゼロ点ですかね。」
今年、グランプリに出場する濱野谷憲吾(はまのや けんご)選手へエールは?
「見た目はちゃらちゃらしてるけど、仕事の面はやることをやっている後輩だった。怒ることはなかった。濱野谷君は、まだまだ東京のトップを背負うと思う。精いっぱい頑張って優勝してもらえたらいいなと。」
吉田光(よしだ みつる)選手 通算1000勝達成
12月12日にボートレース徳山(徳山競艇場)で開催中の一般戦「BTSオラレ田布施開設5周年記念エフエム山口カップ」5日目7Rで吉田光(よしだ みつる)選手がインから逃げて1着、節目となる1000勝目となりました。
吉田選手は1995年にボートレース唐津(唐津競艇場)でデビューし選手生活は26年。5641走目での1000勝達成に
「リーチをかけてから時間がかかったので、意識しないようにしても意識してしまった。できないんじゃないかと思ったので、1000勝できてホッとしている。良かったです」
と満面の笑みを浮かべながら喜びを語ったそうです。
水神祭の様子
初勝利や節目の勝利を挙げた競艇選手が、水面に投げ込まれる行事のことである。
お祝いとして行われる行事であり、基本的にはお祝いを受ける選手が同県同支部の選手や同期の選手の手によって水面に投げ込まれる。
以下のような時に行われる
- デビューして初めての1着・初優勝・初優出(初めて優勝戦に進出すること)
- SGやGIの様な大きなレースでの初1着・初優勝
- 1000勝・2000勝等の節目の勝利
- 引退式等
26年間、地道に頑張ってきた結果たどり着いた1000勝目。喜びもひとしおでしょうね。
吉田選手1000勝達成
おめでとうございます
珍事発生!? 同一競艇場で一日2回の同着
12月12日からボートレース下関(下関競艇場)で開催中の一般戦「日刊スポーツ杯」初日に2回の同着が出る珍事がありました。
まずは7R、結果はコチラ
※画像タップで拡大表示されます
こちらは5着が同着に。特に舟券にはかかわらない最下位争いでした。
もう1つは10R、結果はコチラ
※画像タップで拡大表示されます
こちらは写真判定の結果3着が同着に。3連単、3連複の的中舟券が2つになるという、購入した人にはうれしい結果となりました。
中々珍しい同着。これが一日に同じ競艇場で2回も起きるというのは本当に珍しいまさに珍事。現場にいた方やレースに参加していた方々は楽しめたでしょうね。全選手が1着を狙って真剣に戦っているからこそ起こる事なのでしょうね。
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まとめ
今回は熊谷直樹(くまがい なおき)選手の引退と吉田光(よしだ みつる)選手の通算1000勝達成のニュースをお届けしました。
他のスポーツに比べ現役生活が長いと言われる競艇選手。熊谷選手の57歳での引退というの早いのでしょうか?こればかりは周りがどうこう言う事ではないと笑副艇は思います。
厳しい世界で全力で戦ってきた男が、現状の自分と向き合って決めた事ですからきっと正しい選択だったのでしょう。北海道で農業に従事したいという事でしたから、ご家族との第二の人生を大自然の中で満喫してほしいですね。
改めて
熊谷直樹(くまがい なおき)選手
本当にお疲れ様でした。
新しい人生での成功も心よりお祈りしております。
そして、通算1000勝を達成した吉田光(よしだ みつる)選手。現役生活26年で掴んだ節目の記録本当にうれしいでしょうね。笑副艇と同年代なので私もうれしく思います。
改めて
吉田光(よしだ みつる)選手1000勝目
本当におめでとうございます
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