みなさん「稼げて」ますか？笑副艇管理人です。
今回お届けするのは上で金ダルマが言っている通り、競艇選手の級別（ランク）とレースのグレードについて解説していこうと思います。
今回も初心者の方向けの内容で申し訳ございませんが、やはり競艇を楽しむためには必要な知識となりますし、稼ぐためには知っていて当然の内容となりますので、既にご存知の方も確認の意味でご覧いただければうれしいです。
今回は競艇初心者の方でこれから稼ぎたいとう方向けに、わかり易いように簡潔にまとめました。より詳しい内容に関しては改めて投稿しようと思っておりますので、それを念頭において読み進めていただければと思います。
目次
競艇選手
競艇選手は約1,600人いて、その内の約1割は女子レーサーです。
競艇の選手はそれぞれ支部に所属していて、特定の地域を中心としてレースに出場しています。
そして、選手は全部で4つのランクに分けられており、レースの勝率などで獲得したポイントに応じて半年を周期にランク付けされる仕組みになっています。
競艇選手級別（ランク）
競艇選手は「A1級」「A2級」「B1級」「B2級」と4種類にランク分けされます。レースに出場する選手のランクは出走表にかならず記載されています。
級別（ランク)は、誰が見てもその選手の実力がある程度分かるように設定されたものだと考えて下さい。級別（ランク)が高くなるほど、出走日数が増えたり、格式の高いレースに出場できたりするようになります。
そのため、選手は一つでも上の級別（ランク）になれるように日々頑張っています。
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競艇選手級別（ランク）の分けたかた
では競艇選手の級別（ランク）はどのように決まるのか？
これは簡単に言うと、競艇は実力がすべての世界なので、級別（ランク）も選手の成績によって決められています。
ではどのような基準で決めているかというと
・2連率・3連率・勝率
・事故率
・最低出走回数
となります。こちらをそれぞれ見ていくと
【定率】
定率とは「全選手の何%がその級別（ランク）になれるのか？」を表した割合です。つまり、級別審査には「勝率が〇〇以上ならA1級」といった基準ありません。
| 級別（ランク） | 定率 |
|---|---|
| A1級 | 20％ |
| A2級 | 20％ |
| B1級 | 50％ |
| B2級 | A1級、A2級およびB1級以外の選手 |
【2連率・3連率・勝率】
連対率とは2連対率は2着以内、3連対率は3着以内に入着する確率のことです。2連対率は1.2着になった合計を、3連対率は3着までに入着した合計を出走回数で割って出した100分率となります。
こちらを踏まえて下の表をご覧下さい
| 級別（ランク） | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|
| A1級 | 30%以上 | 40%以上 |
| A2級 | 30％以上 | 40%以上 |
| B1級 | A1級とA2級を除く勝率上位の者。勝率は2.00以上必要 | |
| B2級 | A1級、A2級およびB1級以外の選手 | |
【事故率】
事故率とは、フライングや出遅れ、妨害失格などの事故を点数で表し、その点数の合計を出走回数で割ったものです。
※フライングをしてしまった選手にはその後の斡旋停止、同一節内で2回目を起こすと即日帰郷させられるなどといったペナルティがあります。
また、階級決定期間内で事故点が0.7点を越えると、どんな優れた選手であろうとB2級へ降格となります。
【最低出走回数】
最低出走回数とは、各級別（ランク）になるために必要な出走回数のことです。
以上が審査基準となります。
これらをまとめたものは公式サイト内で確認できます。
また、これらの審査は毎年2回、前期と後期にわけて行われます。
前期は5月1日〜10月31日に審査を行い、1月1日〜6月30日に適用。
後期は11月1日〜4月30日に審査、適用期間は7月1日〜12月31日となります。
以上ここまで、競艇選手の級別（ランク）についてお届けしました。
予想を立てる上で級別（ランク）を知っておく事は重要なので、皆さんもこの記事を参考に是非覚えて下さい。
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レースのグレード
競艇のレースは、出場する選手のレベル等によって6つのグレードに分かれています。
グレードが低いものから準に「一般戦」「G3」「G2」「G1」「PG1」「SG」といった具合です。
これらの最も大きな違いは「優勝賞金の金額」です。
| グレード | 年間開催数 | 優勝賞金 |
|---|---|---|
| SG | 9回 | 1,700万円以上 |
| PG1 | 5回 | 1,000万円前後 |
| G1 | 30回前後 | 480万円以上 |
| G2 | 8回前後 | 450万円以上 |
| G3 | 50回前後 | 105万円以上 |
| 一般戦 | 毎日開催 | 74万円以上 |
いかがですか？トップグレードのＳＧともなると、最低でも1,700万円。最も優勝賞金の高い年末のグランプリに至っては１億円となっています。羨ましい限りですね。
競艇を楽しむためには勿論、今後しっかりと稼いでいく為にも、グレードを知っておく事は重要になりますので、ここで簡単に解説していきたいと思います。
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一般戦・G3・G2
まずは「一般戦」「G3」「G2」の3つから解説していきたいと思います。
【一般戦】
毎日全国の競艇場で開催されている格付けのない大会です。
スポンサードした企業のタイトルが入っているものや、競艇場独自の企画(目玉)レースなどもあり、お客さんを楽しませるための工夫が行われています。
【G3】
年間回数は50回前後で優勝賞金は105万円以上になります。
大半は地元選手を中心にしたローカル開催、もしくはオールレディースやマスターリーグです。
企業杯とオールレディースは各競艇場で年に1回開催され、この2つのみで48レースが行われます。
そのほかのG3は出場選手を年齢や性別で区分しています。
【Ｇ2】
年間回数は8回前後で優勝賞金は400万円以上になります。
一部例外はありますが、出場選手はオールＡ級です。
Ｇ1・ＰＧ1
続いては「Ｇ1」「ＰＧ1」について解説します。
【Ｇ1】
年間回数は30回前後で優勝賞金は480万円以上になります。
大部分を占めるのが周年記念です。
地区選手権もあり、競艇のG1レースはローカル色要素もあるので全国からトップ選手だけを集めるSGとは違った魅力があります。
・ダイヤモンドカップ競走：随時開催
・高松宮記念特別競走：10月にボートレース住之江競艇場で開催
・地区選手権競走：2月に地区ごとのボートレース場で開催
【ＰＧ1】
年間回数は5回前後で優勝賞金は1,000万円以上になります。
過去にG1扱いだったレースの中でも特に人気が高く、その他のG1よりも格が高いと認められたレースが2014年に新しくＰＧ1（プレミアムグレード1）になりました。
・レディースチャンピオンシップ（女子王座決定戦）：8月開催
・ヤングダービー：9月開催
・バトルチャンピオントーナメント：11月下旬～12月下旬開催
・クィーンズクライマックス（賞金女王決定戦）：12月開催
ＳＧ
最後は最高グレードの「ＳＧ」と「GRANDE5」についてお届けします。
【ＳＧ】
年間回数は9回で優勝賞金は1,700万円から最高では1億円になります。
スペシャルグレードの略でその名の通り競艇界最高峰のレースです。当然出場条件も厳しいものばかりになります。例えば毎年12月に開催される「グランプリ」で見ていくと、その年の獲得賞金ランキング上位18名のみが参加できるレースになります。これは競艇選手は全国で1,600名ほど在籍しているので出走できるのはわずか0.1％ほどとなります。
・ボートレースオールスター（笹川賞）：5月開催
・グランドチャンピオン（グランドチャンピオン決定戦）：6月開催
・オーシャンカップ：7月開催
・ボートレースメモリアル（モーターボート記念）：8月開催
・ボートレースダービー（全日本選手権）：10月開催
・チャレンジカップ：11月開催
・グランプリシリーズ（賞金王シリーズ戦）：12月開催
・グランプリ（賞金王決定戦）：12月開催
【GRANDE5】
最後にご紹介するのはこちら「GRANDE5（グランデファイブ）」です。
こちらは別のレースが用意してあるわけではなく、ＳＧレースの中でも格式の高い5大ＳＧ競争を全て制覇した選手に贈られる称号になります。
2014年に公式から発表され、達成者には3億円相当の金(インゴット)を贈呈する事になりました。
2021年9月現在ではまだ達成者はいません。
※この発表がされるまでに過去3人の選手がグランドスラムを果たしていますが、2014年の発表後からが対象となっています。
・ボートレースオールスター（笹川賞）
・ボートレースメモリアル（モーターボート記念）
・ボートレースダービー（全日本選手権）
・グランプリ（賞金王決定戦）
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まとめ
今回は競艇選手の級別（クラス）とレースのグレードについてお届けしました。
初心者の方向けの内容とさせていただきましたので、簡潔に書きましたがいかがでしょうか？少しは参考になりましたでしょうか。冒頭でも書きましたが、ＳＧレースの解説を始めより詳細な内容は別の記事でも書かせて頂こうと考えております。
恐らく、ＳＧ記事やＧ1記事が先になるとは思いますが、もし他に解説してほしい事などありましたらコメントしていただければ幸いです。
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